尾道市出身の関西棋院院生・飯田純也さん(17歳)が入段試験に合格し、4月から関西棋院所属の棋士となることが決定しました。
尾道市出身棋士の誕生は、昭和9年(1934年)に入段した向島町出身の半田道玄九段以来80年ぶりとなります。
2月21日(金)には、飯田さんと、3月に行われる「第56回女流アマ全国大会」に広島県代表として出場する福島あきらさん(栗原中学校1年生)の2人が平谷祐宏尾道市長を表敬訪問。入段試験合格と全国大会出場をそれぞれを報告し、今後の意気込みを伝えました。
平谷市長は、飯田さんへ「将来は棋聖などのタイトル獲得を」、福島さんへ「優勝目指してがんばってほしい」と2人を激励。また、囲碁を市技に定めていることに触れ、「2人の活躍を見て、小さいころから囲碁に親しむ人がもっと出てくれれば」と語りました。